NHKのありかた
今年になってから何回かNHKから、受信料を払うようにという手紙がきています。貸しギャラリーにテレビなどあるわけもないし、受信装置がなければ無視してよいと書いてあるので、そのままほっておきました。そうしたら、先日、不在連絡票のようなものがポストに入っていたので、宅急便?と思ったら、NHKからのもの。え、わざわざ来たんだ。店舗なんてテレビあるところ少ないだろうに、ついでとはいえご苦労なことと思ってしまいました。
そういえば、もうずいぶん前ですが、母が亡くなって、引き落とし口座が凍結したため、NHKが集金にきたことがありました。その時に、とりあえず滞納分の半分を払い、名義を変更してほしいと私の名前を伝えました。そうしないと亡くなった人の名前で払うことになるので、トラブルが起こりやすいと思ったからです。そして、次のNHKの訪問の時に確認したら、名義変更をしていない。名義変更してないならそれまで払わないとつっぱねたら、その後ぱったりこなくなりました。そして3年後くらいに別の人が来ましたが、やっぱり名義変更していない。もう呆れてしまったことを思い出しました。
この効率の悪い対応って何?と疑問に思っていたら、ネットでNHKが2年連続で赤字というのを見つけました。こんな効率の悪いことやっていたら赤字にもなるよなぁ。それでなくても、今テレビを持たない若い人も多いだろうし、国営放送という名のものに胡坐をかいていたら赤字にもなろうってもんです。
そもそも、テレビというコンテンツがすでに古い。すわ大事件というときの情報収集だって、今やネットのほうが便利だし、正確さはともかくとして、確実にSNSのほうが早かったりします。
そういえば、NHKプラスというネットコンテンツが10月から有料になるらしい。受信契約をしていれば、無料というけれど、手続きが必要だし、契約者本人なら無料でも、家族はどうなるの?とか、入るのは簡単だけど、解約はすごく面倒らしいとか、わからないことだらけです。
もはや、他のサービスのように希望者のみのサブスクにして、良質で有効なニュースや番組を提供して、視聴者を確保するような企業努力をするべきではと思わずにはいられません。
今週の展示は「ACV 第9回 "feel"」絵画、イラストの15人展です。ベテランのイラストレーターさんが多く見ごたえがあります。多様な表現のイラストをお楽しみください。9月28日(日)まで(水、木休み)です。是非お越しください。